旗日という言葉

こんばんは、湯豆腐です。

今日はGW明けで、祝日についてのお話を。

旗日という言葉

旗日という言葉があったことを思い出して欲しい。思い出して伝えて続けて欲しい。 新元号令和を迎えて、ゴールデンウィーク中の5月4日には、天皇陛下の即位を祝う一般参賀に、14万人を超える国民が皇居へ参集した。 この人達が手に持つ日の丸の小旗が、一斉に振られる様子は整然としており、日本国民の礼節を重んじる姿を、存分に感じさせてくれるものだった。 だけど、ひとつだけ寂しく感じたことがある。それは、私たち国民の個々の家々に、日の丸の国旗を掲揚した数が少なかったことだ。

住宅様式の変化

かつての日本には、旗日という言葉が定着していた。 いつの頃から、この言葉が使われなくなったか定かではないが、目まぐるしく移り変わった世相も要因だと思うが、日本の住宅様式の変化も要因だと思われる。 マンションと呼ばれる高層建築物では、小さな物・軽い物でも例えば洗濯バサミ1個でも、ひとたび落下物となった時には、非常に危険な物となる。

祝祭日の変動

だけど一番の要因は、やはり祝祭日の変動だと思われる。 いつの頃からか、連休にすることが目的で、また更に連休を増やすことが目的で、振替休日だとか、第〇月曜日に設定変更とかで、記念日としての意義や伝統は、何処かへ押しやられてしまった。その為、祝祭日は連休づくりの為に存在するものとなり、日取りも毎年変わるのだから、人々の記憶にも残り難いものとなった。これでは、旗日という言葉が忘れ去られてしまうのも、無理からぬこととなる。

しかしながら、新元号令和を迎えて今一度、旗日という言葉を思い出して、国民の祝祭日には日の丸の国旗を掲げて、祝賀の気持ちを表したいものである。

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