ヒラメ釣りに夢中で、カラスにしてやられた大失敗。

キス釣りは砂浜海岸からの投げ釣りが一般的で、海水浴場の砂浜でも良く釣れるので、足場も良くトイレ設備も整っているので、妻と一緒に釣りに出かけた時の出来事である。

夏も終わりの頃になると春に産卵された稚魚が、7~8センチから10センチ位の幼魚になって、岸辺近くの浅瀬に群れになって戯れている。 マゴチ この幼魚の群れを避けながら、大型のキスがいるポイントを探して釣っていると、折角釣れた大型のキスが、魚体の半分を喰いちぎられて上がって来た。 そうなると俄然やる気が湧いて来て、大物用の仕掛けを装備した釣竿に持ち換えて、同じポイントを目掛けて攻めてみる。 2投目でゴツゴツっとアタリがあって、タイミングよく合わせてみると、50センチ超のマゴチが上がって来たが、喜び半分ガッカリ半分なのだ。

期待していたのはヒラメなので、疑似餌のワームを付け替えて丹念に竿を振っていると、背後でいやにカラスの鳴き声が騒々しくて、何だろう?と振り向いて見ると、真っ黒いカラスが4~5羽集っている。 その木蔭には直射日光を避けて、私たちの昼食弁当とおやつが置いてあったのだ。 既に嘴に何かくわえて飛び立とうとする奴もいる。チキショウー・ヤラレタ大失敗だ最早釣りどころではない。 憤懣やるかたないけど奴らは羽を持っているので、余裕綽々飛び立っていった。あの日以来、私はカラスが大嫌いだ。

ブロッコリー 立秋も過ぎて暑さも和らいで来たので、もう一つの趣味である家庭菜園にブロッコリーの苗を植え付けた。更に、秋から冬にかけて鍋物に欠かせない春菊の種まきをした。 雨模様を予想して種まきしたので、予想通り雨に恵まれて3~4日後には青々と発芽した。 ところが、その発芽したばかりの春菊の畝を、ノラ猫が引っ搔き回して糞を残して行くのだ。おまけにブロッコリーの苗も2本へし折っている。私は猫も好きにはなれそうにない。

数日前、釣具店で「逃がした魚は大きかった」話をしているのを耳にした。 その人は、かなり高額な釣竿とリールの一式を、ちょっと油断した隙に海の底へと持って行かれた話をしていた。 どう考えてみても逃がした魚より、自分の実質被害の方がはるかに大きいのに、魚の大きさばかりにこだわって話に力を入れている。 それは、竿とリールでかなりの重量なのに、それをものともせずに海底に引きずり込んだ、魚の力を誉めるかのような話しぶりだった。これが、どこにでも居る釣りバカさんというものである。