釣り人と漁師の間でのトラブル。確かに釣り人の中には一部不届き者もいるが、漁港も海も漁師の所有物ではない。

こんばんは、湯豆腐です。

私の趣味、太公望の釣りにまつわる話であるが、釣り人と漁師との間でしばしば起こるトラブルの話である。

釣り人と漁師の間でのトラブル

海で喧嘩しているカップルの写真

釣りという趣味にも色々な形がある。いわゆるのんびり型の陸釣りと呼ばれるものと、これに対して沖釣りと呼ばれるものがあり、沖釣りにも船釣りと沖磯釣りがある。 そして、漁師と呼ばれる人の中にも色々あるが、特にトラブルが多いのは、沿岸漁業に従事する小型船による漁師のことで、小さな漁港に出入りする人達のことである。 陸釣りの中でも最も手軽で、子ども連れでも楽しめる漁港での波止釣りであるが、ここでのトラブルが最も多く発生しているのだ。

釣り人の不届き者と漁師の不届き者

釣り人の中には一部ではあるが、公衆道徳など全く見向きもしない不届き者も確かに存在するが、漁師の中にも悪意のある妨害行為で、わざわざ釣りの邪魔をする不届き者がいるので、この不届き者同士がしばしば喧嘩をするのだ。それにより、他の大勢の良識的な釣り人が迷惑千万、挙句の果てに、漁港での波止釣りが出来なくなってしまうのだ。 つまり、漁港に立入禁止を強制する鉄製のバリケードを設置して、釣りの楽しみを一方的に阻止されて終うのだ。

税金で設備された漁港は漁師の所有物ではない

漁港というものは誰に所有権があるのか、誰が施工費用を負担したものなのか? インターネットで覗いてみると、あるわあるわ!!わんさとある!。漁師と漁港に関する不満と不審が列挙されている。漁港は都道府県・市町村の管理下にあり税金を使って設備されたもので、漁師の所有物ではないという記事が掲載されている。

漁業権という甘い汁

しかし、面倒なのは漁業権というもので、これも非常に胡散臭い感じがするものである。 漁業権と聞いて先ず思い浮かぶのが、何か事ある毎に漁業補償という莫大な金額を、税金を使って支払ったことである。その都度、不思議に感じて来たことであるが、海は誰のものなのか??まさか漁師だけの私物ではあるまいに、何故、漁業者ばかりが甘い汁を吸うのか不可解に思うのであった。

海の写真

1982年(昭和57年)に海洋法が成立して海の資源については、国民共有の財産として、国が科学的に管理することになっているもので、漁業者が独占すること自体間違っているように思われる。 漁業は農業と同じく、人間の食料を供給する大切な第一次産業である。にもかかわらず、何故に漁業の方は、不審・不満・トラブルの総合商社なのか不可解を極める。

学校が夏休みに入ったこの季節には、家族連れでの海水浴も始まり、海には入浜権・入会権というものも存在するのでなないか? 海は誰のものなのか、海は何の為にあるのか、7月15日は海の日として祝祭日にもなっているのであるから、今一度皆で良く考えてみたいものである。